03/12/03新規掲載 |
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分解手順などはここでは省略してマザーボードを取り出したところまで一気に進んでしまいます。調査の結果、今回は電源プラグには異常はなく別のところに問題があることがわかりました。その故障箇所はメイン基板とバッテリー周辺回路と電源を管理しているサブ基板との連結部分で、右写真では白いコネクタでつながっているところの下の部分です。次写真にて詳しく触れます。 (右写真・画像をクリックで拡大します)→ |
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↑マザーボードの裏側です |
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サブ基板が悪いと言っても、サブ基板そのものが壊れているのではなくサブ基板に載っているコネクタのハンダが浮いているのです。見た目には全くわかりませんがピンが基板に載っているだけでハンダが剥がれている状態です。これによりわずかな振動で電源が落ちたものと考えられます。このコネクタを早速ハンダ付けし直します。コネクタは当然プラ製なので熱には十分注意して付けます。写真は修復済みの画像です。また、サイズ比較のために上にスケールを置いています。 (右写真・画像をクリックで拡大します)→ |
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↑問題のコネクタのアップです。 |
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電解コンデンサに何らかのストレスがかかりコンデンサが噴いてしまい、基板を腐食させてしまっています。動作不安定の原因はもとより放置すれば最悪基板に穴が開き再起不能になります。まず、噴いている電解コンデンサを撤去しよく洗浄します。その後基板パターンを復活させ、新しいコンデンサを実装します。再発防止のため耐圧等の上位規格品を採用しました。また、近くにあったセラミックコンデンサもダメージを受けているので同様に交換いたしました。なお、同様な部位がもう1カ所あったので同様に修理しました。 (右写真・画像をクリックで拡大します→) |
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↑噴火したコンデンサ |
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あとは組み立てるだけです。無事完成してWindowsが元気に動いています。末永く使っていただけることを私も喜ばしく思います。 (右写真・画像をクリックで拡大します→) |
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↑完成♪ |