05/01/26新規掲載

CPUのピン折れ修理-Athlon64編-

このページ画像多いんで、ちと重いかもしれませんm(_ _)m














 はじめに
     
   先に掲載したPentium4やCelronなどでおなじみのSoket478のCPUピン折れ修理記事が予想に反して多数のお問い合わせがありました。今回はその中からAthlon64のケースを掲載します。

 今回の依頼人様ははるばる関西からホームページを見つけていただいたとのことで、こちうらとしてもうれしいかぎりです。掲載を快く許諾して頂きました依頼人様へ御礼申し上げます。

(すべての画像はクリックで拡大します)
 
↑送付された今回のターゲット。














現状を確認します
     
   右写真、手前の最外周、ピンが根本からなくなっているのが確認できますでしょうか?画像をクリックして拡大してみてください。

 さらに隣のピンがピンの中腹で「く」の字に曲がっており、これを修復するのは困難ではありますが、サービスで別料金を頂かずなんとか修復しました。他にも曲がっている箇所が多数ありましたが同様に処置いたしました。
 
↑現状を把握し作業を確認します













ピンを植えます
     
 
 ここからは前回同様なはずですが、Athron64のほうがピッチが狭く感じまして難易度が高かったような気がします。

 例によってメッキ線を植えつけます。
 
↑例によってメッキ線を植えます














仕上げます
     
 
 写真のように仕上げて完成です。隣のピンの「く」の字の折れ曲がりも実用範囲まで緩和させることができました。

 今回は最外周なので安価に済みましたが、内周の場合、工具を操作するスペースの都合上、外周から患部までのピンをすべて撤去してから順に植えていく必要があり、工数がかさんでしまいます。ほとんどのトラブルは最外周でおきていると思いますが、最内周のピン折れの場合も工程は最外周と同様です。
 
↑仕上げをして完成です


なお、ご意見などはご遠慮なくメールまたは、掲示板からお聞かせください。

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