04/03/16新規掲載

アンプのボリュームの分解メンテナンス
-その2-

このページ画像多いんで、ちと重いかもしれませんm(_ _)m














メンテの終わったパーツたち   
     
 
  残りのパーツたちも同様にして作業を行います。本機は左右独立してボリュームがある機種で、写真で解体中のボリュームは片側1CH分です。端子台の部分の補修もしてあります。詳細は次で。
 
(右写真・画像をクリックで拡大します)→
 
↑あとは組むのみです














端子台の補修  
     
 
 抵抗体に対して端子台はカシメた上にサイドだけにハンダ付けされています。作業前の写真と比べてください。ほかの端子は十分という意見もありますが、擦動体とつながるピンの右画像の赤丸のところは、ただカシメてあるだけでした。実際に端子台のピンはぐらつきがあり、いわゆるただ挟まっているだけの状態でしたので、ハンダで補ってあります。ボリュームの位置に関係なく無音ということからここの箇所が今回のトラブルに大きくかかわっている可能性が高いです。

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↑注目のポイント













ボリューム組みあがり
     
 
 新品レベルにまで回復したボリューム。アルプス製の特別品であることがしっかり書いてあります。また、抵抗値はもちろんステップごとのデータもちゃんと書いてあります。

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↑ボリューム組み立て完了♪














サブ基板取り付け
     
 
 フラックスがこってりのっているサブ基板をきれいに洗浄後、ボリュームに付けます。あとは元通りに組み立てて動作テストです。
特に今回は商業施設での利用ということを考え、エージング期間を通常の1日から大幅に増やして行います。店内でBGMを流すというお仕事をこなしながらのテストです。テストのお供は店頭でおなじみのDIATONEのDS-77HRです。無理なくしっかりと鳴らしきっていて小音量でもその存在をはっきりと感じることができました。

(右写真・画像をクリックで拡大します→)
 
↑施工後の抵抗体(左)














ところが!!
     
   
 調子もいいことですし、現状で問題のまだ発生していないがいずれは同じトラブルに見舞われることと思われる、もう片方のチャンネルにも同様の処置をしようとしていたところで・・・お客様より連絡があり、安全のためボリュームを新品に交換してくれ!ということに。当然の判断ですが、メーカーに部品がすでに無く代用品をメーカーが用意することから、独特のボリュームから普通のボリュームになることに。分解したボリュームは故障箇所を特定しほかに問題が無いことを確認するために無駄にはなっていないものの、私個人的にはこの独特の機構のボリュームの持ち味を残したほうがいいと感じてはいましたが、商業施設である以上、事故品は使いたくないのも当然の判断。次ベージへ続く。
 


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